昨日(2024年7月8日)のドル円動向振り返り
ドル円は方向感が乏しく、わずかに円安。
月曜日のドル円は先週までの流れを受け継ぎ、円高傾向で始まりました。
昼以降は一転して円安の展開で、この動きは夜まで継続しています。
その後、再び円高に戻る動きで、方向感が定まりませんでした。
日付が変わる頃から横ばいに転じ、そのまま1日の取引を終えています。
なお、日米で主要な要人発言は伝えられていません。
本日(2024年7月9日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月9日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、160円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
また、159円台後半にも、厚い買い注文を確認できます。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その一方、161円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、160円台前半にも、厚い売り注文を確認できます。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月9日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
相関関係だったのは豪ドル円、弱い相関関係だったのはユーロドルです。
その一方、逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月9日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを挟んで大きく上下動し、日付が変わる頃からプラス圏で安定的に取引されました。
ドルはゼロを中心に推移し、日付が変わってからプラス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年7月9日)の主な経済指標
09:30(豪州)Westpac消費者信頼感指数
10:30(豪州)NAB企業景況感
23:00(米国)パウエルFRB議長 発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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