ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円安で175円台前半|円が主要通貨に対して弱い(2024年7月11日)

FXレポート

昨日(2024年7月10日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円安が優勢。

円が主要通貨に対して弱く、ユーロ円は円安の展開でした。
朝から円安が続き、この傾向は未明まで継続しています。

なお、日本で国内企業物価指数が発表されたものの、ユーロ円に大きな反応は見られませんでした。
また、ユーロ圏で主要な経済指標は発表されていません。

本日(2024年7月11日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年7月11日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月11日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、172円台後半から176円付近にかけて、買い注文が薄いです。
現在値を含む範囲であり、積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
しかし、175円付近にやや厚い買い注文を確認できます。
現在値付近に位置しており、今後の円安を想定した注文の可能性があります。

その一方、172円台後半から176円付近にかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、173円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月11日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルそしてポンドドルです。
相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月11日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はNZドルです。
円はマイナス圏で安定的に推移し、夜にマイナス幅を広げました。
ユーロは午前中にプラス幅を拡大すると、その後は緩やかにプラス幅を広げました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年7月11日)の主な経済指標

15:00(英国)月次GDP(前月比)
21:30(米国)消費者物価指数(CPI)
21:30(米国)新規失業保険申請件数

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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