昨日(2024年7月10日)のドル円動向振り返り
ドル円は1日を通しておおむね円安。
今週月曜日以降の円安が継続し、3営業日連続の円安でした。
米10年債利回りは上下動しながら低下したものの、円売り圧力が強い展開です。
なお、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が発言し、これに対してドル円の反応は限定的でした。
また、日本の要人発言は特段伝えられていません。
本日(2024年7月11日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月11日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、159円台前半から163円付近にかけて、買い注文を確認できます。
現在値を挟んで上下に広く発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、159円台後半の買い注文が厚いです。
直近の値動きの下限よりも円高部分に位置しており、この周辺までの下落を見込んだ注文の模様です。
その一方、161円台前半に、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、161円台後半にも、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月11日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円そしてポンドドルです。
相関関係だったのはユーロドルで、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月11日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はNZドルです。
円はマイナス圏で安定的に推移し、夜にマイナス幅を広げました。
ドルはプラス圏で緩やかに動き、この傾向は本日未明まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年7月11日)の主な経済指標
15:00(英国)月次GDP(前月比)
21:30(米国)消費者物価指数(CPI)
21:30(米国)新規失業保険申請件数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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