昨日(2024年7月17日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が進行。
午前中のドル円は横ばいの展開で、午後から円高が大きく進みました。
夕刻にかけて円が買われ、200銭を超える円高が実現しています。
トランプ前大統領や河野太郎デジタル大臣による円安けん制発言が報じられており、これが影響した可能性があります。
夜には売りが一巡し、値動きは徐々に落ち着きました。
なお、米国で住宅着工件数等が発表され、いずれも市場予想より強い結果でした。
これに対して、ドル円は特段の反応を示していません。
本日(2024年7月18日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月18日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、155円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、156円台後半に、厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、160円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
また、162円付近の売り注文も特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月18日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月18日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
午前中の円はマイナス圏で取引され、午後以降にプラス幅を大きく広げました。
ドルはややマイナスで推移した後、夕刻にマイナス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年7月18日)の主な経済指標
15:00(英国)ILO失業率
21:15(ユーロ)ECB政策金利発表
21:30(米国)フィラデルフィア連銀景況指数
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁会見
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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