昨日(2024年7月18日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:82.226(-0.820)<-0.99%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
方向感が定まらず、上下動の展開でした。
米国の政策金利引き下げ期待が高まっており、これはUSOIL価格の上昇要因とされています。
その一方、昨日のドルインデックスは上昇傾向だったのに加えて、米国株が下落しました。
これらはUSOIL価格の下落要因だと考えられ、未明は売りが優勢でした。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年7月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月19日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
昨日のローソク足は陰線を形成。
一時は83ドル台まで到達しましたが、最終的に82ドル台まで下落しました。
平均足は陽連しているものの実体が短く、買いの勢いは落ちてきているようです。
目先は、80ドルを目指して下落を続けるか、反発して平均足を再度上抜くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
右肩上がりに推移していたローソク足は反落。
陰線を連続させて平均足を下抜きました。
平均足は下ヒゲを伸ばした陰線を形成しており、売り優勢を示唆しています。
目先は、すぐ下に引かれている中期サポートラインを下抜くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年7月12日時点の米国の原油リグ稼働数は478基で、先週よりも1基減少しました。
2024年の最小を更新しており、減少基調が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年7月12日時点の原油在庫は前週比で487万バレルほど減少し、およそ4億4023万バレルです。
3週連続で下落しており、直近は減少基調です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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