昨日(2024年7月22日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):40461.5(+137.5)<+0.34%>
US100(米国100株価指数):19835.8(+283.6)<+1.45%>
US500(米国500株価指数):5571.8(+56.0)<+1.02%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
7月22日の米国株主要3指数は、全てが反発しました。
IT銘柄、ハイテク銘柄が買い戻され、US100は1.5%近い上昇率を記録しています。
バイデン大統領が、次期大統領選からの撤退を表明し、民主党はハリス副大統領が新たな候補となる公算が大きいですが、市場への影響は今のところ大きくありません。
市場が注目しているのは、まずはFRBの動向です。
来週のFOMCに向けて、関係者はブラックアウト期間に入っていますが、市場は9月FOMCでの利下げ確率を90%以上織り込んでいます。
また、市場は現在決算シーズンに入っており、予想以上の好決算が続いています。
個別で見ていくと、ベライゾン・コミュニケーションズ / Verizon Communications Inc.は、
1株利益は予想通りだったものの、売上高は予想を下回っています。
その結果、6.08%の下落となりました。
液化天然ガスのテルリアン / Tellurian Inc.は、経営難に陥っているものの買収されることが決まり、68.13%上昇しました。
エヌビディア / NVIDIA Corporationは、アナリストの目標株価引き上げで4.76%上昇しています。
世界的なシステム障害の引き金を引いたクラウドストライク・ホールディングス / CrowdStrike Holdings, Inc.は、13.46%下落と続落しています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年7月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、平均足の上ヒゲの先で反発する陽線で引けて、ローソク足の陰連は2で止まりました。
平均足は陽連中で実体が長く、下ヒゲがほぼない形状であるため、全体の流れは上昇トレンドであると考えられます。
4万ドル台を維持して、長期的に続伸していくかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
長期レジスタンスラインを頂点に、陰連中の平均足に頭を押さえられる下降トレンドが継続していました。
この下落は長期サポートラインで底をつけると、ジグザグな動きながらも反発に転じ、ローソク足が平均足を上回ることで、平均足は陽転しています。
目先は長期サポートライン、中期レジスタンスライン間の値動きに移行しています。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年7月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、安値更新後に反発する陽線が立ちました。
ローソク足の陰連は4でストップしています。
平均足は終値ベースですでに陰転しており、それより低い位置で価格推移していることから、どちらかというと売り優勢と考えられます。
平均足がレジスタンスになって続落する展開も想定されます。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインを割り込む下降トレンドが発生し、おおむね陰連中の平均足に対してローソク足が先行して下落する位置関係が継続しました。
この下落は長期サポートラインで底をつけて反発し、上昇に転じています。
ローソク足が平均足を追い抜くことで平均足は陽転、中期レジスタンスラインがローソク足に対してレジサポ転換しました。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年7月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
陰線の連続出現は3本で終了し、前日の日足は平均足より低い位置で反発する陽線が立ちました。
ローソク足の終値は平均足の下ヒゲと同じ価格帯にあります。
平均足は陽連しているものの実体が短く、下ヒゲも伸びているため、目先のトレンドの流れは不透明と考えられます。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインを割り込んでもしばらく続いた下降トレンドは、新たに形成された長期サポートラインの水準で反発しました。
ローソク足が平均足を追い抜くことで、平均足は陽転しています。
平均足に支えられるように上昇し、中期レジスタンスラインをブレイクしました。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日(2024年7月23日)の主な米国経済指標
23日(火)23:00(米国)7月リッチモンド連銀製造業指数
23日(火)23:00(米国)6月中古住宅販売件数(前月比)
23日(火)23:00(米国)6月中古住宅販売件数(年率換算件数)
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OANDA Lab編集部
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