昨日（2024年7月22日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：79.41（-0.512）＜-0.64％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日連続で下落。
中国人民銀行が、1年物と5年物などの金利をそれぞれ0.1％引き下げました。
中国経済に不透明感があり、経済の下支えを狙ったものと考えられます。
これを受けて中国経済や原油需要への懸念が広まり、USOIL価格は下落したと報じられています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年7月23日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年7月23日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日のローソク足は陰線を形成。
3営業日連続で下落し、節目の80ドルを明確に下抜きました。
平均足は陰線を形成しており、直近は売りの勢いが強まっているようです。
目先は、下落を続けるか、反発して再び80ドル台に戻すかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
ローソク足は高値と安値を切り下げる動きを継続。
平均足に沿って右肩下がりに推移し、直近安値を更新しました。
平均足は陰連しており、売りの勢いが続いていることを示しています。
目先は、直近安値に引かれている中期サポートラインを下抜くか、それともこのまま平均足を上抜くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年7月19日時点の米国の原油リグ稼働数は477基で、先週よりも1基減少しました。
2024年5月から減少基調が続き、2024年の最小を更新し続けています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年7月12日時点の原油在庫は前週比で487万バレルほど減少し、およそ4億4023万バレルです。
2024年4月から6月にかけてほぼ横ばいに推移していた原油在庫ですが、直近は3週連続で減少しました。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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