ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円安で154円付近|方向感が定まらず最終的に円安(2024年7月30日)

FXレポート

昨日(2024年7月29日)のドル円動向振り返り

ドル円は方向感がなく円安。

取引開始直後のドル円は円安が優勢で、買い一巡後は円高に転じました。
米10年債利回りが低下しており、この影響を受けた可能性があります。
午後に入るともみ合いの展開が続き、夕刻から円安方向に戻っています。
最終的に、先週末終値に比べて円安で取引を終えました。

なお、日米両国で主要な経済指標は発表されず、日米両国要人の発言も伝えられていません。

本日(2024年7月30日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年7月30日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月30日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、151円台半ばから154円台後半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値を含む範囲であり、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、152円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。

その一方、155円付近に、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、157円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年7月30日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
ユーロ円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
弱い逆相関関係だったのはポンドドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年7月30日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はユーロです。
円はマイナス幅を広げた後にプラスに切り返し、その後は未明にかけて緩やかにゼロ方向に進みました。
ドルはゼロを挟んで推移し、夕刻以降にプラス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年7月30日)の主な経済指標

(日本)日銀・金融政策決定会合(1日目)
(米国) 米・FOMC(1日目)
18:00(ユーロ)ユーロ圏GDP
23:00(米国)コンファレンスボード

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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