昨日(2024年7月29日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:76.791(-0.619)<-0.80%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは2営業日連続で下落。
中東情勢に関して、イスラエルとヒズボラの間での戦闘激化が報じられています。
USOILは上昇で反応しておらず、市場は紛争の拡大に結びつかないと考えている可能性があります。
その一方、昨日はドルインデックスが上昇し、他通貨建てで見た原油価格に割高感が出ました。
この影響でUSOILが下落したと伝えられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年7月30日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年7月30日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
昨日のローソク足は陰線を形成しました。
2営業日連続で下落し、現在は76ドル台で推移しています。
平均足は下ヒゲを伸ばした陰線が連続していることから、売り優勢を示しています。
目先は、このまま75ドル台まで下落するか、平均足を目指して反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足と絡み合っていたローソク足は下落。
大陰線を形成して勢いよく下落し、直近安値を更新しています。
直近の平均足は下ヒゲが長い陰線を形成しており、売り優勢です。
目先は、下落を続けて直近安値に引かれた中期サポートラインを下抜くか、平均足の水準まで反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年7月26日時点の米国の原油リグ稼働数は482基で、先週から5基増加しました。
470基台まで減少していましたが、再び480基台まで増加した形です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年7月19日時点の原油在庫は前週比で374.1万バレルほど減少し、およそ4億3649万バレルです。
直近は4週連続で減少しており、減少基調が続いている状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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