昨日(2024年7月31日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が進行。
日銀が金融政策決定会合を開催し、政策金利を引き上げました。
事前の市場予想は据え置きだったものの、引き上げ可能性についての報道もなされており、発表直後のユーロ円は荒い値動きで上下動しています。
その後、円高が大きく進みました。
円が主要通貨に対して全面高の展開で、ユーロ円もこの流れに沿っています。
夕刻に円高の動きが止まると、荒い値動きでの上下動に転じました。
未明にやや大きく円高が進み、最終的に円高傾向のまま取引を終えています。
なお、ユーロ圏でHICP(消費者物価指数)が発表され、市場予想よりやや高い数字が示されました。
この時間帯のユーロ円は大きな反応を示していません。
本日(2024年8月1日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月1日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、158円台半ばから168円台前半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、162円台前半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、168円台半ばを中心に、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
また、161円台後半にも、やや厚い売り注文を確認できます。
現在値付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年8月1日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年8月1日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを挟んで上下動した後、夕刻にプラス幅を大きく広げました。
日中のユーロはおおむねプラス圏で推移し、夕刻以降はマイナス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年8月1日)の主な経済指標
20:00(英国)英中銀政策金利
20:30(英国)ベイリー英中銀総裁 発言
23:00(米国)ISM製造業景気指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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