先週金曜日(2024年8月2日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高が継続。
豪州でPPI(卸売物価指数)が発表され、前回値よりも高い数値が示されました。
この時間帯の豪ドル円は円安の展開です。
円安の動きは長続きせず、ほどなくして横ばいに転じています。
夜に入ると円高の勢いが増し、未明まで円高が継続しました。
米雇用統計発表後の円は主要通貨に対して強く、豪ドル円もこの流れに沿う動きです。
最終的に95円台前半まで進んで、1日の取引を終えました。
本日(2024年8月5日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月5日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、93円台半ばから99円台半ばにかけて、買い注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、98円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、100円付近から104円台後半にかけて、売り注文が厚いです。
7月以降の円高幅が大きく、100円台への反発を狙った注文の可能性があります。
また、97円付近の売り注文も厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年8月5日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年8月5日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを中心に上下動し、夜にプラス幅を大きく広げました。
豪ドルはゼロを挟んで動き、夜にマイナス幅を拡大しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
5日(月)8:50(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨
5日(月)23:00(米国)7月ISM非製造業景況指数(総合)
6日(火)13:30(豪州)豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
8日(木)8:50(日本)6月国際収支・貿易収支
8日(木)13:30(インド)インド中銀政策金利(レポレート)
9日(金)21:30(カナダ)7月失業率
9日(金)21:30(カナダ)7月新規雇用者数
9日(金)25:00(ロシア)4-6月期実質国内総生産(GDP、速報値)(前年比)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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