昨日(2024年8月5日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.926(-0.018)<-0.93%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4営業日連続で下落。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後8日から14日後の米国内の気温について、東部の一部地域や西海岸周辺で平年より低い予報です。
天然ガスの冷房需要の減退が意識された模様で、これを受けてNATGAS価格は下落したと報じられています。
また、天然ガスの在庫は高水準を維持しており、これも下落要因だったと伝えられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年8月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陰線を形成し、小幅安ながら4日続落となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
直近安値の切り下げが続く中で、5日は1.9ドルで支持される形となりました。
目先は、1.9ドルに支持され本格的な反発を見せるか、1.9ドルも割れてさらに下落が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始からジリ安が進んだものの、後半の反発により下落幅の大半を戻して取引を終えました。
平均足は陽線と陰線が交互に現れてローソク足との絡みが続いており、方向性が出ていません。
順次高値と安値の切り下げがなされる下落トレンドが続いています。
5日安値も割れて下落トレンドが維持されるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で変わらず、482基でした。
先週、5週ぶりに480基台に戻し、稼働リグ数を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で3基減少し、98基です。
5週ぶりに100基を割り込み、今年の稼働リグ数の最少値更新が視野に入っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で18bcf(10億立方フィート)増加し、3,249bcfでした。
過去5年間の上限付近で推移しており、在庫量は引き続き高水準を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。