昨日(2024年8月5日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:74.462(-0.361)<-0.48%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日続落。
世界各地の株価が下落しており、経済の見通しに対して懸念が広がっていると報じられています。
経済活動の減速は原油需要の減退を意味する可能性があり、この影響でUSOIL価格が下落した模様です。
なお、夜以降は値を戻す展開でした。
要因として、ドルインデックスが低下傾向だったことや中東情勢の緊迫化が伝えられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年8月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陰線となり、3営業日続落となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
6月4日の安値を基点とする上昇幅を全て戻した形となりました。
目先は、ダブルボトム形成で反発するか、6月4日安値を終値ベースで割れてさらに下落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引時間半ばまで下落したものの、後半は上昇して下落幅の大半を戻しました。
平均足は長く続いた陰線から陽線に転じて、ローソク足は平均足の上にあり今後の反発を示唆しています。
一時72ドル前半まで下落が進みましたが、74ドルを回復して取引を終えました。
目先は、再度72ドル台に向けて下落が進むか、5日の取引の基点である75ドル回復に向けて上昇するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年7月26日時点の米国の原油リグ稼働数は先週から5基増加し、482基でした。
2024年6月末に470基台まで減少しましたが、再び480基台まで戻しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年7月26日時点の原油在庫は前週比で343.6万バレルほど減少し、およそ4億3305万バレルです。
直近の原油在庫は減少基調で推移しており、過去5年のレンジ下限に近づいています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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