昨日(2024年8月13日)のドル円動向振り返り
ドル円は夜に円高が進む。
日中のドル円は緩やかな円安でした。
日本株が上昇しており、相場はおおむねリスクオンの展開だった模様です。
夜に入り、米国でPPI(卸売物価指数)が発表され、市場予想より低い数字が示されました。
この時間帯の米10年債は利回りが低下し、ドル円も円高に転じており、この流れは未明付近まで継続しています。
なお、ボスティック米アトランタ連銀総裁が発言し、利下げの時期が近づいている旨が報じられています。
本日(2024年8月14日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月14日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、147円付近の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、142円付近にも、特に厚い買い注文を確認できます。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、150円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、152円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年8月14日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはユーロ円と豪ドル円です。
ポンド円とも弱い相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドル、逆相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年8月14日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はマイナス幅を広げた後、マイナス圏で上下動しました。
ドルはゼロ付近で推移し、夜以降にマイナス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年8月14日)の主な経済指標
15:00(英国)消費者物価指数(CPI)
18:00(ユーロ)ユーロ圏GDP
21:30(米国)消費者物価指数(CPI)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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