昨日(2024年8月14日)のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円安。
昨日のドル円はおおむねレンジ相場の展開でした。
昼にやや円高方向に進む場面が見られたものの、まもなく元の水準に戻しています。
この時間帯に岸田首相の自民党総裁選不出馬が報道されており、これが影響した可能性があります。
夜に入ると米CPI(消費者物価指数)が発表され、市場予想比でわずかに低い結果でした。
発表後のドル円は上下に振れており、方向感のない動きです。
日付が変わって以降は円安方向に戻す動きで、最終的に円安で1日の取引を終えました。
本日(2024年8月15日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月15日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、139円台半ばから148円台半ばにかけて、買い注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、142円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、146円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、150円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年8月15日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
相関関係だったのは豪ドル円、弱い相関関係だったのはユーロドルです。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルです。
豪ドル米ドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年8月15日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを中心に上下動し、最終的にゼロ付近で取引を終えました。
ドルはおおむねプラス圏で推移し、深夜にプラス幅をやや拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年8月15日)の主な経済指標
08:50(日本)4-6月期実質GDP(速報値)
15:00(英国)4-6月期実質GDP(速報値)
21:30(米国)フィラデルフィア連銀景況指数
21:30(米国)小売売上高
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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