昨日(2024年8月15日)のドル円動向振り返り
ドル円は夜に急騰し円安。
日中のドル円は方向感の乏しい動きで、おおむね横ばいで取引されました。
夜に入ると米国で小売売上高が発表され、市場予想より強い結果でした。
同時に発表された前週分新規失業保険申請件数も市場予想比で強く、米経済の強さが示されています。
これを受けてドル円は急騰し、円安が進みました。
買い一巡後は横ばいに転じ、未明に再び円安が進んで取引を終えました。
なお、ムサレム米セントルイス連銀総裁が発言し、政策金利の変更時期が近づいている可能性が示されています。
本日(2024年8月16日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月16日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、147円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、148円台前半にも、厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、143円台前半から150円台後半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、150円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年8月16日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
ポンドドルとも弱い相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年8月16日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はややマイナスで取引された後、夜にマイナス幅を大きく広げました。
ドルは緩やかにマイナス幅を広げた後、夜にプラスに転じてプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年8月16日)の主な経済指標
15:00(英国)7月小売売上高
23:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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