先週金曜日(2024年8月16日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高の展開。
日中のユーロ円は横ばいで推移し、夕刻以降に円高の展開でした。
ドル円が円高方向に振れており、この影響を受けたと考えられます。
夜に円安方向に戻す場面がありましたが勢いは弱く、深夜以降は緩やかな値動きでした。
なお、ユーロ圏で貿易収支が発表されたものの、ユーロ円に特段の反応は見られませんでした。
本日(2024年8月19日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月19日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、162円台前半の買い注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、159円付近にも、厚い買い注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、160円台前半から165円台半ばにかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、164円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年8月19日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年8月19日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、夜以降にプラス幅を広げました。
ユーロはマイナス幅を緩やかに拡大した後、マイナス圏で安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のユーロ円の注目材料
19日(月)8:50(日本)6月機械受注(前年同月比)
19日(月)8:50(日本)6月機械受注(前月比)
20日(火)18:00(ユーロ)7月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
20日(火)18:00(ユーロ)7月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
21日(水)8:50(日本)7月貿易統計(通関ベース、季調前)
21日(水)8:50(日本)7月貿易統計(通関ベース、季調済)
21日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
22日(木)16:15(フランス)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22日(木)16:15(フランス)8月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22日(木)16:30(ドイツ)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22日(木)16:30(ドイツ)8月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22日(木)17:00(ユーロ)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22日(木)17:00(ユーロ)8月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22日(木)20:30(ユーロ)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
22日(木)23:00(ユーロ)8月消費者信頼感(速報値)
23日(金)8:30(日本)7月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
23日(金)8:30(日本)7月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
23日(金)8:30(日本)7月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
23日(金)23:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
23日(金)23:00(米国)7月新築住宅販売件数(前月比)
23日(金)23:00(米国)7月新築住宅販売件数(年率換算件数)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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