昨日(2024年8月21日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.176(-0.018)<-0.82%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASはわずかに下落し、2日続落。
EIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計発表を控え、方向感の乏しい値動きで、最終的にわずかに下落で取引を終えました。
なお、市場予想によると、在庫増加幅は直近5年間の同時期の平均と比べて小幅に留まる見通しです。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年8月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年8月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲがあり実体の短い陰線を形成して、小幅な値動きに留まりました。
平均足は陽連しローソク足は平均足の上を推移しており、上昇トレンド開始を示唆しています。
2.3ドルを目前とする、7月22~23日高値の抵抗帯での攻防が8月半ばから続いています。
引き続き、8月半ばから続く抵抗帯での攻防の行方に注目です。
<1時間足チャート分析>
2.1ドル台半ばを中心に上下する値動きが続く1日となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は弱まっています。
15日高値と19日安値の間での値動きが2営業日続いています。
目先は、15日高値と19日安値のどちらをブレイクするかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、483基でした。
稼働数を減らしたものの、7月下旬以降は480基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基増加し、98基です。
前週比で稼働数が増加したものの、3週連続で100基を下回っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で6bcf(10億立方フィート)減少し、3,264bcfでした。
市場の増加予想に対して結果は減少であり、貯蔵量が今後も減少するかどうか注目されます。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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