昨日(2024年9月3日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.108(+0.014)<+0.67%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日連続で上昇。
エネルギー関連企業のニュー・フォートレス・エナジーが、米エネルギー省から5年間の天然ガス輸出許可を得ました。
輸出増加は米国内の在庫減少を意味すると考えられ、これがNATGAS価格の上昇要因だったと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年9月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陽線を形成して、5営業日続伸となり2.1ドルに到達しました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は限定的です。
8月20日から6営業日続落しましたが、28日からの5営業日続伸で下落分を巻き戻しています。
ダブルボトム形成で、8月高値の更新まで上昇が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ高後に急落したものの、その後の反発で急落分を取り戻し、始値を超える水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
2.1ドル付近で急落が生じるなど、2.1ドルが意識されている状態です。
目先は、2.1ドルから上下どちらの方向へ離れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で変わらず、483基でした。
2週連続で増減がなく、安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基減少し、95基です。
リグ数は2週連続で減少し、今年の最小値を更新しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で35bcf(10億立方フィート)増加し、3,334bcfでした。
増加幅は市場予想とおおむね同じ水準で、貯蔵量は直近5年間の上限付近で推移しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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