昨日(2024年9月3日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が優勢。
早朝は横ばいで推移し、その後は深夜にかけて円高が優勢な展開でした。
午前中に円高を誘発する特段の情報は報じられておらず、需給バランスの変化による円高の模様です。
夜に入ると米国でPMI(製造業購買担当者景気指数)が発表され、市場予想より弱い結果でした。
この時間帯のドル円は円高がさらに進んでいます。
その後、ISM製造業景況指数が発表され、市場予想より弱かったものの前回値よりも強い数字でした。
ドル円は大きく上下に振れた後、円安に戻っています。
円安一巡後は円高が再び優勢で、最終的に前日終値比で1円以上の円高で取引を終えました。
本日(2024年9月4日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月4日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、142円台半ばから146円付近にかけて、買い注文が厚いです。
現在値を含む範囲であり、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、144円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、145円台半ばから148円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、146円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年9月4日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年9月4日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス幅を広げ続ける展開で、この傾向は未明まで継続しました。
ドルはプラス圏で安定的に推移し、最終的にプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年9月4日)の主な経済指標
10:30(豪州)4-6月期四半期GDP
22:45(カナダ)カナダ中銀政策金利
23:00(米国)JOLTS求人件数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。