昨日(2024年9月5日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:69.936(+0.056)<+0.08%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILはわずかに上昇。
日中から夜にかけてはショートカバーが優勢だったと報じられており、USOILは堅調でした。
ドルインデックスが低下傾向だったことも、価格上昇に寄与した可能性があります。
深夜にEIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ687万バレルの減少でした。
在庫減少は一般的に価格上昇要因とされますが、発表後のUSOILは下落に転じ、最終的に前日終値に近い水準で取引を終えました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年9月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲが長く実体の短い陽線を形成し、小幅高となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
4日同様に年初来安値をわずかに更新したものの、節目価格70ドル付近で支持されています。
目先は、70ドルを明確に割り込み下落が加速するか、70ドル割れは一時的となり反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
節目価格70ドルを中心に小幅に上下する値動きの1日となりました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れ、ローソク足とも重なる状態であり、明確な方向性が出ていません。
4日から節目価格70ドルが意識された取引が続いています。
目先は、5日安値を割れて下落が加速するか、4日安値と5日安値でダブルボトムとなり反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年8月30日時点の米国の原油リグ稼働数は前週と変わらずの483基でした。
2024年7月後半から480基台での推移を続けています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年8月23日時点の原油在庫は前週比で84.6万バレルほど減少し、およそ4億2518万バレルです。
2024年6月後半から右肩下がりの減少が続いている状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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