先週金曜日（2024年9月6日）のドル円動向振り返り
ドル円は円高の展開。
米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数は市場予想より少なかった一方、平均時給は市場予想より高い結果でした。
発表直後のドル円は上昇したものの、すぐに反落し、円高が大きく進んでいます。
その後も大きく上下に振れており、値動きの荒い展開でした。
最終的に円高で落ち着き、日付が変わって以降は徐々に値動きが収まっています。
なお、ウォラー米連邦準備制度理事会（FRB）理事が発言し、適切であれば利下げの前倒しを支持する旨が報じられています。
本日（2024年9月9日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年9月9日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、140円台半ばから147円台後半にかけて買い注文が厚いです。
直近の値動き全体で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、141円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを意識した注文の可能性があります。
その一方、141円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、145円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年9月9日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドル、弱い相関関係だったのはユーロドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年9月9日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はゼロ付近に戻す場面があったものの、最終的に大幅プラスで取引を終えました。
ドルはややマイナスで取引され、夜に上下に大きく振れてプラスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
9日（月）8:50（日本）4-6月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比）
9日（月）8:50（日本）4-6月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（年率換算）
9日（月）8:50（日本）7月国際収支・貿易収支
11日（水）15:00（英国）7月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前月比）
11日（水）21:30（米国）8月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前年同月比）
11日（水）21:30（米国）8月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前月比）
11日（水）21:30（米国）8月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
11日（水）21:30（米国）8月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前月比）
12日（木）21:15（ユーロ）欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策金利
12日（木）21:30（米国）8月卸売物価指数（ＰＰＩコア指数、食品・エネルギー除く）（前年同月比）
12日（木）21:30（米国）8月卸売物価指数（ＰＰＩコア指数、食品・エネルギー除く）（前月比）
12日（木）21:30（米国）8月卸売物価指数（ＰＰＩ）（前年同月比）
12日（木）21:30（米国）8月卸売物価指数（ＰＰＩ）（前月比）
12日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
12日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
12日（木）21:45（ユーロ）ラガルド欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁、定例記者会見
12日（木）27:00（米国）8月月次財政収支
13日（金）19:30（ロシア）ロシア中銀政策金利
13日（金）23:00（米国）9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
13日（金）25:00（ロシア）4-6月期実質国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前年比）
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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