昨日(2024年9月16日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.351(+0.11)<+4.91%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは夜以降に大きく上昇。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、米国本土の直近1週間~2週間の気温は、平年より高い見通しです。
市場は天然ガスの冷房需要増加を期待した模様で、NATGAS価格は上昇しました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ8万8,000の売り越しでした。
9月第1週に10万台に乗せたものの、再び10万を割り込んでいます。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年9月17日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年9月17日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、終値ベースで8月及び9月の高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
8月5日と28日の安値でダブルボトムを形成して上昇する形となっています。
目先は、上昇が続き7月高値も突破するか、上昇は一時的となり反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引時間半ばから上昇が続き、前営業日の高値をわずかに上回り取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
高値更新が続いており、上昇トレンドを維持しています。
引き続き高値更新を伴う上昇が続くか、13日高値と16日高値でダブルトップとなり反落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基増加し、488基でした。
5週ぶりに増加し、6月中旬以来の稼働数まで戻りました。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で3基増加し、97基です。
リグ数は4週ぶりに増加し、再び90基台後半で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で40bcf(10億立方フィート)増加し、3,387bcfでした。
在庫の増加ペースは緩やかで、直近5年間の平均値に徐々に近づきつつあります。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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