昨日（2024年9月16日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：70.668（+1.123）＜+1.61％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日連続で上昇。
ドルインデックスが低下傾向で推移しており、これがUSOIL価格の上昇要因だったと報道されています。
また、リビアからの原油輸出が引き続き停滞していること、メキシコ湾での原油生産再開が遅れている点も、価格上昇に寄与したと伝えられています。
なお、CFTC（米商品先物取引委員会）が原油の投機的ネットポジションを公開し、14万の買い越しでした。
買い越し幅が15万を下回るのは、2023年7月以来です。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年9月17日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年9月17日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成して、わずかながら前営業日の高値を更新しました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
65ドル台まで下落して年初来安値を更新したものの、その後は上昇が続き70ドルを回復しました。
目先は、上昇一服となり反落するか、当面上昇が続くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
ジリ高が続き、前営業日の高値もわずかに更新して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
13日高値に頭を押さえられていましたが、16日の上昇で13日高値を上回りました。
このまま上昇が続くか、13日高値と16日高値でダブルトップを形成して反落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年9月6日時点の米国の原油リグ稼働数は483基でした。
4週連続で483基を維持しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年9月6日時点の原油在庫は前週比で83.3万バレルほど増加し、およそ4億1914万バレルです。
直近はやや増加したものの、2024年6月後半から右肩下がりでの推移が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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