昨日（2024年9月18日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：70.416（-0.844）＜-1.18％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは6営業日ぶりに下落。
EIA（米エネルギー情報局）が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ163万バレルの減少でした。
市場予想よりも減少幅が大きかったものの、最終的にUSOIL価格は下落しました。
一般的に、在庫の減少はUSOIL価格の上昇要因とされます。
その一方、中国での原油需要の減退懸念や、直近5営業日連続で価格が上昇していたため売り圧力が高かった可能性があり、これらが下落要因として考えられます。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年9月19日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年9月19日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成しましたが、上昇した前日の範囲内での値動きに留まりました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足は重なっており、下落圧力は限定的です。
17日の72ドルタッチ後に下落が進む形となっています。
目先は、72ドルが抵抗帯となり反落が進むか、下落は一時的となり再度72ドルに向け上昇するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引開始からジリ安が進み、取引半ばから反発を見せましたが、始値を下回る水準で引けました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足が絡む状態であり、下落圧力は限定的です。
9月10日の底値を基点とする、切り上げを伴う上昇トレンドが続いています。
目先は、17日高値を突破して上昇トレンドが続くか、17日安値を切り下げ上昇トレンドが崩れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年9月13日時点の米国の原油リグ稼働数は488基でした。
前週から5基増加しており、このまま490基台まで増加するかに注目です。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年9月6日時点の原油在庫は前週比で83.3万バレルほど増加し、およそ4億1914万バレルです。
2024年6月後半から減少基調が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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