WTI原油見通し(市況ニュース):ウクライナ情勢の緊迫化懸念により、原油価格は続伸(2024年11月25日)

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先週金曜日(2024年11月22日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:71.47(+1.049)<+1.49%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは続伸。

ウクライナ情勢の緊迫化が懸念されており、これを受けてUSOIL価格が上昇したと報じられています。

なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ19万4,000の買い越しでした。
買い越し幅は9月中旬を底にして、徐々に増加しつつあります。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月25日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月25日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は下ヒゲの長い陽線を形成して、71ドル台半ばまで上昇しました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足の上にありトレンド転換を示唆しています。
11月18日安値を底値とする緩やかな上昇が継続中です。
目先は、10月後半から抵抗帯として機能する72ドル台半ばまで上昇するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばまで下落したものの、その後は反発が進み始値を大きく上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
18日安値を底値に、安値と高値の切り上げをともなう上昇トレンドが続いています。
上昇トレンドの中でどこまで上昇が進むかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月15日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から1基減少した478基でした。
2024年11月以降は470基台で推移しています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年11月15日時点の原油在庫は前週比で54.5万バレルほど増加し、およそ4億3029万バレルです。
2024年9月下旬から右肩上がりに増加を続けています。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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