昨日(2024年11月26日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:69.22(-0.106)<-0.15%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
イスラエルとヒズボラの間の停戦実現について期待が高まり、USOIL価格の下落につながったと報じられています。
なお、本日朝にバイデン米大統領が演説し、イスラエルとヒズボラの間の停戦が合意されたと発表しました。
停戦は日本時間の27日午前11時から始まるとされています。
経済指標を見ると、API(米石油協会)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ590万バレルの減少でした。
日本時間早朝の発表だったこともあり、USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年11月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年11月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある寄引同時線となり、69ドル台を中心とする取引が続きました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており明確な方向性は出ていません。
70ドル到達後に下落が進み、68ドル台で前日安値を切り下げたものの、69ドルを回復して取引を終えました。
目先は、11月安値更新に向けて下落が続くか、反発して22日高値更新を目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から上昇して70ドルに到達したものの、その後は下落が進みほぼ始値で取引を終えました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
11月22日高値を基点に、高値と安値を切り下げながら下落が進んでいます。
節目価格70ドルが天井として機能し、このまま下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月22日時点の米国の原油リグ稼働数は479基でした。
前週から1基増加しており、このまま480基台まで増加するかに注目です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年11月15日時点の原油在庫は前週比で54.5万バレルほど増加し、およそ4億3029万バレルです。
2024年9月下旬以降の原油在庫は増加基調が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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