昨日(2024年12月2日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:68.327(-0.011)<-0.02%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
OPECプラス会合が5日に開催予定であり、原油減産の継続が予想されています。
また、Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)で市場予想よりも強い結果が発表され、原油需要の増加が期待されたと報じられています。
しかし、夜に原油価格は下落に転じ、先週末終値比でわずかに下落して取引を終えました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ20万の買い越しでした。
買い越し幅が20万を回復したのは、8月末以来です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年12月3日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月3日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲが長く、実体の短い陽線を形成しました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており明確な方向性は出ていません。
11月25日の大幅安後、安値の切り下げが進み緩やかな下落となっています。
引き続き、11月安値に向けて下落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の上昇後、後半に下落したものの、始値とほぼ同じ水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
68〜69ドル台での取引が続く中で、安値の切り下げが進んでいます。
目先は、安値切り下げとともに下落が続くか、2日の68ドル割れを契機に反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年11月27日時点の米国の原油リグ稼働数は477基でした。
前週から2基減少しており、470基台での推移を続けている状況です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年11月22日時点の原油在庫は前週比で184.4万バレルほど減少し、およそ4億2845万バレルです。
直近は減少しましたが、大局的には2024年9月後半から増加基調が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。