昨日（2024年12月5日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が進む。
日中のユーロ円はおおむね横ばいで推移し、穏やかな展開でした。
夜に入ると円安が大きく進んでいます。
この時間帯に、フランスで内閣不信任案が可決された旨が報じられました。
フランス政局に関する不透明感が薄れたことを受けて、ユーロが買われたと報じられています。
日付が変わってから円高方向にやや戻ったものの、4日終値と比べて円安水準で取引を終えました。
なお、ドイツで製造業新規受注が発表され、市場予想より強い結果でした。
発表直後のユーロ円は円安で反応しています。
また、カザークス・ラトビア中銀総裁が発言し、来週の会合も含めて利下げは継続していくべき旨が伝えられています。
本日（2024年12月6日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2024年12月6日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、現在値よりも円高の範囲で買い注文が厚いです。
複数のサポートラインを確認でき、これらが注目されている可能性があります。
しかし、円安の部分では買い注文が薄いです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、159円付近から163円台後半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、売り意欲の強さがわかります。
その中でも、162円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2024年12月6日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルそしてポンドドルです。
弱い相関関係だったのはドル円と豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2024年12月6日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス圏で上下動した後、夜にマイナスに転じました。
ユーロはゼロ付近で推移し、夜以降にプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2024年12月6日）の主な経済指標
22:30（米国）11月非農業部門雇用者数
22:30（米国）11月失業率
22:30（カナダ）11月失業率
24:00（米国）11月ミシガン大学消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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