昨日(2024年12月9日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.032(+0.104)<+3.55%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは大きく上昇。
米国本土の今後1か月間の気温予報によると、東海岸を中心に平年よりもやや低い見通しです。
天然ガスの暖房需要増加が見込まれ、NATGAS価格は上窓を開けて取引が始まりました。
その後は窓埋めの方向に緩やかに進んだものの、窓は埋まらず、先週末比で大きく上昇して取引を終えました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年12月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
上窓を開けて寄り付き、下ヒゲのある陰線を形成しました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており明確な方向性は出ていません。
窓開けで3.1ドル台を記録した後に下落しましたが、3.0ドルを維持して取引を終えました。
目先は、窓埋めに向けて下落が進むか、3.0ドルを維持して上昇に転じるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上窓を開けて寄り付き天井となる形で取引を開始後、終日下落が進みました。
直近の平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
取引開始から下落が進んだものの、節目価格3.0ドルを意識した値動きとなりました。
目先は、節目価格3.0ドルを巡る攻防の行方が注目されます。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で5基増加し、482基でした。
5基の増加は9月中旬以来で、6週ぶりに480基台を回復しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基増加し、102基です。
稼働リグ数は2週連続で増加しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で30bcf(10億立方フィート)減少し、3937bcfでした。
在庫は3週連続で減少したものの、直近5年間の平均を上回る水準を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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