昨日(2024年12月16日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.11(-0.031)<-0.99%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続落。
NWS(アメリカ国立気象局)の気温予報によると、今後1~2週間の米国本土の気温は平年より高い見通しです。
天然ガスの暖房需要の減退が市場に意識された模様で、NATGAS価格は下がりました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年12月17日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月17日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陽線を形成し、小動きの1日となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
年初来高値となる3.4ドル到達後の下落はありましたが、16日はいったん下げ止まる形となりました。
目先は、上昇して高値更新を目指すか、下落を再開して節目価格3.0ドルを割れるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
3.1ドルを中心に上下に方向感のない取引が続きました。
平均足は陰連後に陽転したものの、ローソク足と平均足は重なっており上昇圧力は限定的です。
節目価格3.0ドルを前に3.1ドルの攻防が続いています。
目先は3.1ドルの攻防後、上下どちらの方向に進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から変わらず482基でした。
2週連続で480基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基増加し、103基です。
稼働リグ数は3週連続で増加しており、これは今年初めての記録です。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で190bcf(10億立方フィート)減少し、3747bcfでした。
在庫は4週連続で減少したものの、引き続き直近5年間の平均を上回る水準を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。