昨日(2025年2月24日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:4.11(-0.19)<-4.42%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは下落。
米国本土の気温予報によると、3月上旬は冷え込みが収まる見通しです。
天然ガスの暖房需要が減少すると見込まれ、これが価格下落要因だったと報じられています。
NATGASは大きな下窓を開けて取引が始まり、窓を埋めることなく推移しました。
なお、先週土曜日にCFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ9万5,000の売り越しでした。
売り越し幅は3週連続で拡大しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年2月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
下窓を開けての寄り付き後、下ヒゲが長く実体の短い陰線となり窓開け後の価格付近を維持しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
21日は4.2ドル台で取引を終えましたが、24日は4.0ドルを一時的ながら割れました。
目先は、窓埋めに向けて反発を見せるか、4.0ドル割れ定着に向けて下落が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
下窓を開けての寄り付き後、おおむね4.0~4.1ドルの間で小動きとなりました。
平均足は陰連後に直近の足で陽転し、ローソク足は平均足の上にあり上昇トレンド入りを示唆しています。
大幅高が始まった2月18日安値と20日高値の半値戻しを達成しました。
目先は、半値戻し後も下落が進むか、半値戻しで下落は止まり反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から7基増加して488基でした。
稼働数が488基を記録したのは昨年9月以来です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から2基減少して99基でした。
稼働数は3週ぶりに100基を下回っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で196bcf(10億立方フィート)減少し、2101bcfでした。
在庫量は過去5年間の平均値を下回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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