昨日(2025年2月26日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:4.074(-0.19)<-4.46%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは夕刻以降に下落。
今後1~2週間の米国本土の気温は暖かい見通しだと報じられており、これがNATGASの下落要因だった模様です。
天然ガスは米国本土で主に冷暖房用の燃料として用いられており、暖かい気温は暖房需要を減らす要因になります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年2月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成し、前日25日の陽線と同等の値幅になりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
2月19日から陽線と陰線が交互に続き、明確な方向性が出ないレンジの値動きとなっています。
レンジの後、上下どちらの方向へ進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから下落が進み、最終的に若干反発して取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
24日にできた下窓を埋める上昇を25日に見せた後、26日は25日の上昇分を戻す形となりました。
目先は、24日安値を割れて下落が加速するか、24日安値は割れずに反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から7基増加して488基でした。
稼働数が488基を記録したのは昨年9月以来です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から2基減少して99基でした。
稼働数は3週ぶりに100基を下回っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で196bcf(10億立方フィート)減少し、2101bcfでした。
在庫量は過去5年間の平均値を下回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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