昨日(2025年3月10日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:66.029(-1.171)<-1.74%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
米国の関税政策が引き続き注目を集めていると報じられています。
関税による経済活動の停滞と、それに伴う原油需要の減退が懸念されている模様です。
USOIL価格はトランプ米大統領就任直前の1月15日に頂点をつけ、その後は下落トレンドを形成しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年3月11日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年3月11日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成し、前営業日7日よりも実体の長い下げ幅を見せました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
年初来安値の水準の中を下落して、終値ベースでは年初来安値を更新しました。
目先は、安値更新が続き一段安が進むか、安値圏での反発を見せるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半から上昇が進んだものの、後半は下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
3月5日安値を底値とする安値水準で値動きが停滞中です。
安値圏での値動き停滞後、上下どちらの方向へ進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年2月21日時点の米国の原油リグ稼働数は488基でした。
前週から7基増加しており、このまま490基台まで増加を続けるかに注目です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年2月28日時点の原油在庫は前週比で361.4万バレルほど上昇し、およそ4億3378万バレルです。
2025年1月後半以降は右肩上がりに増加を続けています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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