昨日(2025年4月14日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はわずかに円安。
月曜日の豪ドル円は上窓を開けて始まり、ほどなくして窓を埋めました。
円高の動きは長続きせず、緩やかな円安に転じています。
円安方向への動きは本日の朝まで継続し、最終的にやや円安で取引を終えました。
なお、植田日銀総裁が発言し、米関税で内外の経済・物価を巡る不確実性が大きく高まった旨が報じられています。
また、豪州で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年4月15日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月15日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、82円台後半から91円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、88円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
その一方、93円台前半に、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、96円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年4月15日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。
相関関係だったのは、ドル円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ユーロ円とも弱い相関関係でした。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年4月15日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はプラス圏で取引され、この傾向は本日の朝まで継続しました。
豪ドルはおおむねマイナス圏で上下動し、最終的にマイナスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年4月15日)の主な経済指標
15:00(英国)2月ILO失業率
18:00(ドイツ)4月ZEW景況感指数
21:30(米国)ニューヨーク連銀製造業指数
21:30(カナダ)消費者物価指数(CPI)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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