昨日(2025年4月29日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:60.474(-1.770)<-2.84%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
米中の貿易摩擦が引き続き注目されたと報じられており、USOIL価格は下落しました。
米国で消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)等の経済指標が発表され、市場予想より軒並み弱かったことも、下落要因だと考えられます。
なお、米中貿易摩擦に関して王毅・中国外相が発言し、譲歩や後退は米国を増長させる旨が報じられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年4月30日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月30日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成し、2営業日続落となりました。
平均足は陰連後に陽転したものの、ローソク足は平均足を下抜いており、売りの勢いが強まっています。
2営業日続落で、63ドル台後半から60ドル台半ばまで下落しています。
目先は、節目価格60ドルを割れて下落が進むか、60ドルは割れずに反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
終日ジリ安が進む1日となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
支持帯となっていた62ドルを割れて下落が進む形となりました。
28日から続く下落がどの水準まで進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年4月25日時点の米国の原油リグ稼働数は483基でした。
前週から2基増加し、480基台前半での推移を続けています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年4月18日時点の原油在庫は前週比で24.4万バレルほど増加し、およそ4億4310万バレルです。
2025年1月後半から右肩上がりで推移していますが、過去5年の平均には達していない状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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