昨日（2025年5月1日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安の展開。
日銀の金融政策決定会合が開催され、政策金利は市場予想通り据え置かれました。
豪ドル円は午前から円安傾向で、発表後に円安ペースが加速しています。
その後、植田日銀総裁の会見が開催され、基調的な物価上昇はゆっくりとしている旨が報じられました。
会見中も豪ドル円は円安が優勢です。
その後、夕刻に押し目をつける場面があったものの、本日朝にかけて円安傾向が継続しました。
なお、豪州で四半期輸入物価指数が発表され、前回値より高い結果でした。
この前後の時間帯の豪ドル円は円安が進んでいます。
本日（2025年5月2日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年5月2日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、88円台前半から93円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の状況がわかります。
その中でも、90円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
その一方、90円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、92円台半ばにも、厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年5月2日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年5月2日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、この傾向は本日早朝まで継続しました。
豪ドルはゼロを中心に上下動し、本日朝時点でプラス圏に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年5月2日）の主な経済指標
18:00（ユーロ）ユーロ圏消費者物価指数（HICP）
21:30（米国）非農業部門雇用者数（NFP）
21:30（米国）失業率
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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