昨日(2025年5月6日)のユーロ円動向振り返り
昨営業日のユーロ円は円高だったものの、本日朝に円安が進む。
先週金曜日から円高の展開で、この傾向は昨営業日も継続しました。
夜に円安にやや戻ったものの、値動きは限定的です。
日付が変わる頃から値動きが停滞し、5日終値に比べて円高で取引を終えました。
その後、米中間で関税交渉が開始される旨が報じられました。
これを受けて、ユーロ円は円安が大きく進んでいます。
なお、独仏ユーロ圏でPMI(サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、いずれも市場予想より強い結果でした。
発表前後のユーロ円は円高が進んでいます。
また、日本は祝日で主要な経済指標は発表されず、要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年5月7日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月7日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、160円台前半から165円台後半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、164円台前半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、161円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、165円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年5月7日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円と豪ドル円です。
ポンド円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはポンドドルです。
ユーロドルと豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年5月7日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
日中の円はマイナス圏で推移し、夕刻以降はプラス圏で取引されました。
ユーロはゼロを中心に上下動し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年5月7日)の主な経済指標
17:30(英国)4月建設業PMI
27:00(米国)米FOMC政策金利
27:30(米国)パウエルFRB議長会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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