昨日(2025年5月6日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:59.229(+1.807)<+3.15%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日ぶりに上昇。
昨営業日はドルインデックスが低下傾向で推移し、USOIL価格の上昇要因だったと報じられています。
なお、EIA(米エネルギー情報局)の短期エネルギー見通しが発表され、今年のブレント原油価格の下落見通しが示されました。
これに対して、USOILは特段の動きを示していません。
また、3日に石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合が開催され、原油生産量を増加させることが決まりました。
増加幅は従来の計画よりも大きく、6月の原油価格は下落する可能性が指摘されています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年5月7日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月7日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成して2営業日続伸となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
2営業日続伸となったものの、60ドル前後の年初来安値圏での取引が継続中です。
年初来安値圏での取引後、上下どちらの方向へ進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から上昇が進み、後半に若干の戻りを見せて取引を終えました。
平均足は陽連しているもののローソク足と平均足は重なっており、上昇圧力は限定的です。
6日は前日5日に作られた下窓を埋めた後も上昇が進みました。
目先は、5月2日高値を超えて上昇が進むか、2日高値は超えられず反落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年4月25日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基増加し、483基でした。
480基台前半での推移を続けています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年4月25日時点の原油在庫は前週比で269.6万バレルほど減少し、およそ4億4041万バレルです。
直近は減少しましたが、大局的には右肩上がりに推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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