昨日(2025年5月12日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が進む。
午後に米国と中国が共同声明を発表し、90日間にわたって関税を引き下げることで合意しました。
ユーロ円は円安で反応し、この傾向は深夜まで継続しています。
その後はレンジ相場に移行し、最終的に円安で取引を終えました。
なお、日本で景気ウオッチャー調査が発表され、市場予想より弱い結果でした。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
また、カザークス・ラトビア中銀総裁が発言し、追加利下げの根拠はあるものの慎重な対応が必要との旨が報じられています。
本日(2025年5月13日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月13日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、164円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、162円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、163円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、165円付近にも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年5月13日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年5月13日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はプラス圏で推移し、夕刻にマイナス幅を拡大しました。
ユーロはゼロ付近で動き、夕刻以降はマイナス圏で推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年5月13日)の主な経済指標
15:00(英国)ILO失業率
18:00(ドイツ)ZEW景況感指数
18:00(ユーロ)ユーロ圏ZEW景況感指数
21:30(米国)消費者物価指数(CPI)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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