昨日(2025年5月19日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が優勢。
日中のユーロ円は円安の展開でした。
ドル円が円高だったのに対してユーロドルが大きく上昇しており、この影響を受けた模様です。
夜に入るとユーロ圏で消費者物価指数(HICP)が発表され、市場予想と一致しました。
この時間帯に円安の動きが止まり、本日朝にかけて円高方向に戻る展開です。
最終的に、16日終値に比べて円安で1日の取引を終えました。
なお、日本で第三次産業活動指数が発表され、市場予想よりも弱い結果でした。
この前後の時間帯のユーロ円は円安が優勢です。
また、ミューラー・エストニア中銀総裁が発言し、一段の利下げ可能性を排除できない旨が報じられています。
本日(2025年5月20日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、164円付近の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、162円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、163円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
また、164円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年5月20日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年5月20日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、夜以降はマイナス圏で取引されました。
ユーロはゼロ付近で推移し、午後にプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年5月20日)の主な経済指標
G7財務相・中銀総裁会議 (カナダ)
13:30(豪州)豪中銀政策金利
21:30(カナダ)消費者物価指数(CPI)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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