ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円高で144円台半ば|日米財務相会談の報道を受けて上下動(2025年5月21日)

FXレポート

昨日(2025年5月20日)のドル円動向振り返り

ドル円は円高が優勢。

加藤財務相が発言し、米財務長官との会談で為替を含む諸問題を議論する旨が示されました。
この報道を受けて円高がやや進んだと報じられています。
その一方、日米関税交渉にベッセント米財務長官が欠席する見通しが伝わると、円安に反応する場面がありました。
市場は日米財務相会談に対して注目している模様です。
その後は円高の展開で、夜に円安方向に戻ったものの19日終値に比べて円高で取引を終えました。

なお、ムサレム米セントルイス連銀総裁が発言し、関税はインフレに対して永続的な影響を与える可能性がある旨が報じられています。

本日(2025年5月21日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2025年5月21日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月21日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)

「オーダーブック」を見ると、145円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、145円付近にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。

その一方、141円台半ばから151円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、150円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを狙った注文の模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年5月21日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
相関関係だったのはユーロ円と豪ドル米ドルです。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年5月21日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はおおむねプラス圏で推移し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ドルはゼロを挟んで上下動し、未明以降にマイナス幅を広げました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2025年5月21日)の主な経済指標

15:00(英国)消費者物価指数(CPI)

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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