昨日(2025年5月21日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円高。
昨日朝からレンジ相場で取引され、この傾向はNYクローズまで継続しました。
夕刻に円安が優勢な場面が見られたものの、トレンド形成には至っていません。
先週金曜日以降、ユーロ円は方向感の乏しい動きが継続しています。
なお、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁が発言し、物価上昇率2%の目標は遠くない将来に達成できるとの見通しが示されました。
本日(2025年5月22日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月22日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、159円台後半から167円付近にかけて買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、161円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
その一方、162円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、165円台前半にも、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年5月22日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年5月22日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス圏で上下動し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ユーロはおおむねプラス圏で安定的に推移し、本日朝時点でプラスに位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年5月22日)の主な経済指標
17:00(ドイツ)IFO景況感指数
22:45(米国)製造業PMI
22:45(米国)サービス業PMI
22:45(米国)コンポジットPMI
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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