昨日(2025年5月22日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:61.241(-0.559)<-0.90%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
OPEC(石油輸出国機構)プラスが6月から原油を増産する旨が報じられており、USOIL価格の下落要因だったと報じられています。
ドルインデックスが上昇傾向だったことも、価格下落に作用した模様です。
また、水曜日にEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計が発表されており、これが木曜日の値動きにも影響したと伝えられています。
在庫量は市場の減少予想に対して結果は増加であり、USOIL価格は下落で推移していました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年5月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年5月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、2日続落となりました。
平均足は陽連しているもののローソク足と平均足が重なっており、上昇圧力は限定的です。
前日21日に5月高値の64ドルにタッチ後、下落が続いています。
目先は、64ドル到達後の下落がどの水準まで進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばに大きく下落した後、後半に反発しましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているもののローソク足と平均足は重なっており、下落圧力は限定的です。
引いた目で見ると、5月15日安値付近で反発しています。
目先は、15日安値からの反発が続くか、15日安値を割れて下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年5月16日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から1基減少し、473基でした。
5月に入ってから減少が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年5月16日時点の原油在庫は前週比で132.8万バレルほど増加し、およそ4億4316万バレルです。
直近は2週連続で増加しており、原油在庫の増加は一般的に原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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