昨日(2025年6月4日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は最終的に円高。
豪州で四半期国内総生産(GDP)が発表され、プラスだったものの市場予想より弱い結果でした。
発表後の豪ドル円は上下に振れ、トレンド形成には至っていません。
その後、夕刻以降は円安が進みました。
豪ドル米ドルが上昇しており、この影響を受けた模様です。
円安一巡後は一転して円高の展開で、3日終値を下抜けました。
ドル円が大幅円高であり、これを反映したと考えられます。
最終的に、円高で1日の取引を終えています。
なお、日本で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年6月5日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月5日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、92円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、91円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、92円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文の模様です。
また、94円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年6月5日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年6月5日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はドルです。
円は主にマイナス圏で推移した後、夜以降にプラス幅を拡大しました。
豪ドルはゼロを中心に取引され、本日朝時点でゼロ付近に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年6月5日)の主な経済指標
10:45(中国)CAIXINサービス業PMI
21:15(ユーロ)ECB政策金利発表
21:30(米国)4月貿易収支
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁会見
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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