昨日(2025年6月9日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:65.563(+0.554)<+0.85%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日続伸。
米中通商協議に期待が集まったと報じられており、USOIL価格は上昇しました。
協議がまとまれば関税は引き下げられると見込まれ、経済活動の活発化を通じて原油需要が増加する可能性があります。
なお、ラトニック米商務長官が発言し、米中で実りある協議ができた旨が伝えられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年6月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成し、3営業日続伸となり6月高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
4月半ば以降の高値も更新しており、新たな上昇トレンド入りの可能性があります。
この上昇が、どの水準まで進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから上昇が進み、当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
64ドル台前半の抵抗帯を突破した後、上昇が続く形となっています。
目先は、さらに上昇が進むか、反落し再度抵抗帯付近まで下落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年6月6日時点の米国の原油リグ稼働数は442基で、前週から9基減少しました。
2025年5月以降は減少が続いており、直近は440基台で推移している状況です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年5月30日時点の原油在庫は前週比で430.4万バレルほど減少し、およそ4億3606万バレルです。
直近は2週連続で減少しており、2025年4月以降はほぼ横ばいに推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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