昨日（2025年6月11日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が続く。
日中は方向感の乏しい動きだったものの、夕刻以降は円安の展開でした。
ユーロドルが上昇しており、この影響を受けた模様です。
夜に米国で消費者物価指数（CPI）が発表されると、ドル円は円高で反応した一方でユーロドルが大きく上昇しており、ユーロ円は円安がさらに進んでいます。
最終的に、ユーロ円は5営業日連続で円安でした。
なお、カザークス・ラトビア中銀総裁が発言し、2％のインフレ維持のために追加利下げが必要という趣旨が報じられています。
また、日本で国内企業物価指数が発表され、市場予想よりも低い結果でした。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
本日（2025年6月12日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年6月12日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、164円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、163円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、166円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、165円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年6月12日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、ユーロドルそしてポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはドル円と豪ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年6月12日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、日付が変わって以降はプラス圏で推移しました。
ユーロはゼロ付近で安定的に推移した後、夕刻以降にプラス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年6月12日）の主な経済指標
15:00（英国）月次GDP
15:00（英国）鉱工業生産指数
21:30（米国）生産者物価指数（PPI）
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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