昨日(2025年6月16日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が続く。
月曜日も円安トレンドが優勢で、この傾向は本日早朝にかけて継続しています。
ユーロドルが上昇しており、これが影響していると考えられます。
最終的に、8営業日続伸で取引を終えました。
なお、日本で金融政策決定会合の1日目が開催されました。
結果は本日昼の発表予定で、政策金利は据え置きと予想されています。
また、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁が発言し、インフレ目標が未達成となるリスクは限定的である旨が報じられています。
本日(2025年6月17日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月17日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、161円台後半から167円台半ばにかけて、買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、165円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、168円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを狙った注文の模様です。
また、164円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年6月17日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円そして豪ドル米ドルです。
相関関係だったのはユーロドルとポンドドル、弱い相関関係だったのはドル円です。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年6月17日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は円です。
円はおおむねマイナス圏で推移し、深夜以降にマイナス幅を拡大しました。
ユーロはプラス圏で安定的に推移し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年6月17日)の主な経済指標
(日本)日銀政策金利発表
(米国)米FOMC(1日目)
15:30(日本)植田日銀総裁 定例記者会見
21:30(米国)小売売上高(前月比)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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