昨日(2025年6月16日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.632(+0.166)<+4.79%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4営業日続伸。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国本土の気温は東部で平年よりも高い予報です。
天然ガスの空調需要が拡大すると想定され、NATGAS価格は上昇しました。
また、イスラエルとイランの武力衝突も、引き続き材料視されたと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年6月17日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月17日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上窓を開けて下ヒゲの長い陽線を形成し、4営業日続伸となり直近高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
5月13日以来の3.6ドル台回復となり、3.7ドル台にある5月高値にも近付きました。
目先は、さらに上昇して5月高値も突破するか、窓埋めに向けて反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上窓を開けて寄り付いた後はジリ高が進み、当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
6月は3.5ドル台が抵抗帯となっていましたが、抵抗帯を突破する形となりました。
抵抗帯突破後の上昇がどの水準まで進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から3基減少して439基でした。
稼働リグ数は7週連続で減少しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基減少して113基でした。
稼働リグ数は2週連続で110台を維持しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で109bcf(10億立方フィート)増加し、2707bcfでした。
在庫増加幅は市場予想をやや上回り、7週連続で100bcfを超えています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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