昨日(2025年6月17日)のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円安。
日銀が金融政策決定会合終了後に政策金利を発表し、市場予想通り据え置きでした。
同時に、日銀による日本国債買い入れの減額ペースを変更し、国債市場の安定に配慮しています。
発表直後のドル円はやや不安定な動きだったものの、大きな動きを示していません。
朝から夜にかけてドル円はレンジ相場で取引され、その後、円安が徐々に進みました。
なお、米国で小売売上高が発表され、市場予想より弱い結果でした。
発表直後のドル円は大きく上下動し、その後は次第に円安の展開です。
また、昨日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の1日目でした。
結果は日本時間の明日未明に発表される予定で、市場は政策金利の据え置きを予想しています。
本日(2025年6月18日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月18日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、143円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、142円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、144円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、146円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年6月18日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係の通貨ペアはありませんでした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
逆相関関係だったのはユーロ円と豪ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年6月18日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はポンドです。
円はゼロを中心に上下動し、日付が変わってからプラス幅を広げました。
ドルはゼロ付近で取引され、夜以降にプラス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年6月18日)の主な経済指標
15:00(英国)消費者物価指数(CPI)
21:30(米国)新規失業保険申請件数
27:00(米国)FRB政策金利
27:30(米国)パウエルFRB議長会見
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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